トヨタ自動車株式会社　河合満副社長にお会いしました。

リード文

取引している金融機関主催の会員限定の新年会に参加しました。

会場でトヨタ自動車株式会社の「河合満副社長」とお話させていただきました。https://newsroom.toyota.co.jp/…/operatin…/mitsuru_kawai.html

　
河合副社長は１９４８年生まれ　豊田市出身。
　

現在のトヨタ学園に入校され、工場の鋳造現場からの叩き上げで、副社長になられました。
　

一貫して現場主義。
　　
　
年齢は７０歳になられますが、現役でトヨタ自動車の女子ソフトボール部
の監督もされているそうです。

　
見た目、肌の艶やが全然年を感じさせないパワフルなお方で、私がその若さの秘訣を伺ってみました。
　

そしたら　

「毎晩酒を飲んで、毎日風呂に二回入ること、そして女性に囲まれて楽しむこと！」
　
となんともユーモラスたっぷりな回答が返ってきました（笑）
　
とても温厚で親分肌。
　
まったく偉ぶることもなく情に熱い「親父さん」な感じで誰もが引き込まれてしまう魅力がありました。
（写真は写っていませんが肩を組んでいます。笑）　

こんな上司だったらいいな～
　

理想の上司にランキングされるだろうお人柄でした。
　

会場でご登壇され、「技能伝承と人材育成」についてお話しされました。
　

河合副社長は本社の１５階に副社長室を設けられているのですが、

豊田章男社長にお願いをして本社副社長室を使用せず未だに工場内の一室で

仕事をしているそうです。
　
　
なぜ、工場で仕事をするのか？
　

「現場から離れると、現場の感が鈍る、現場の空気を感じていたい」から。
　

さすがだなと感動しました。
　

また、こんな名言も。
　
「工場自動化、IOT、便利なものを作るにはその物以上の人間の技術が必要」
　

「人間のできる事だから自動化できる。人間のできないことは自動化しても良いものはできない」
　
　
常に人間の知恵、技術力が上にないといけないことを指しています。
　

　
従業員一人一人の得意分野を見抜き、チャレンジさせていく上司の手腕が求められる。
　

一言一言に言葉の重みと、トヨタ自動車の歴史を感じる事ができる貴重な時間

を過ごすことができました。